歯科総合検査
「自分で理解し、自分で決める」ための、精密診断
「歯医者に行くと、すぐに削られ始めるのが当たり前だと思っていませんか?」
私たちは、口腔(お口)を単なる「歯の集合体」ではなく、胃や心臓と同じ「一つの臓器」であると考えています。
一部に問題が起きれば、それは必ず全体の機能に影響を及ぼします。
なぜあなたの歯は悪くなったのか。
その原因は大きく分けて3つしかありません。
虫歯
硬い歯そのものの問題
歯周病
歯を支える歯茎や骨の問題
咬合(噛み合わせ)
歯や顎に加わるストレス(力)の問題
例え虫歯1本の治療であっても、この3つのバランスを無視して行えば、将来的に大きなトラブルを招くことになります。
当院の「歯科総合検査」は、あなたの大切な臓器であるお口の現状を、あなた自身が専門家と同じレベルで理解していただくための、科学的な対話です。
なぜ「すぐに削る」のではなく「徹底的に検査」するのか
一般的な歯科医院では、パノラマレントゲンを1枚撮り、すぐに診療台でドリルを回し始めます。
しかし、果たしてそれで、あなたの人生を左右する「歯の運命」を正しく診断できているのでしょうか?
「歯は例え1mmでも削れば、絶対に元通りには戻りません」
一度治療した歯は、将来的に再治療や抜歯のリスクを抱え続けることになります。
だからこそ、当院では治療を始める前に、あなた自身が気づいていないお口の隠れた問題をすべて洗い出し、診断の精度を極限まで高めるプロセスを設けています。
「自分でわかって、自分で考えて、自分で決める」
これが、当院が最も大切にしている理念です。
十分な情報とアドバイスを提供し、あなたと私たちが「最善のゴール」を共有すること。
それが治療効果を最大化し、一生涯美味しく噛める未来へのスタートラインとなります。
検査Ⅰ:ExaminationⅠ(60分間の精密情報取得)
あなたにとって最適最善の治療をするために、正しい診断の情報として、精密な検査をします。
① 口腔内写真
② 参考用模型製作のための歯型とり
③ 歯周組織検査
④ 虫歯・歯周病の原因の検査
⑤ デンタル18枚法レントゲン撮影
⑥ 顔貌写真撮影
1回目の検査60分でこれらの情報を取得します。
検査中は検査の説明や意味についてわかりやすく説明して、検査を体感して頂きます。
① 口腔内写真撮影
手の汚れや爪の伸びは自分ですぐに確認できます。
だから「自分で気づいて洗う・切る」というセルフケアが可能です。
しかし、お口の中はどうでしょうか?
前歯以外の奥歯、上の歯の裏側……。
普段、唇や頬に隠されている部分は、ご自身では「見えそうで見えない聖域」です。
写真で客観的にご自身のお口を見た時、多くの方は「まさか、こんなに汚れていたなんて!」と驚かれます。
現状を視覚的に把握することが、意識変革の第一歩です。
② 参考用模型製作(歯型とり)
治療前の状態を立体的な模型にします。
模型を手に取って眺めると、歯の大きさや歯並びの乱れ、噛み合わせの歪みがダイレクトに伝わってきます。
お口を全開にした状態を外側からじっくり診ることができるため、直接の診察では見落としがちな微細な変化も捉えることができます。
③ 歯周組織検査(168箇所の精密記録)
アンケートによれば、この精密な歯周病検査を受けたことがある方は、わずか8%しかいません。
歯周病は自覚症状がないまま進行し、気づいた時には手遅れ(抜歯)になりやすい恐ろしい病気です。
当院では、歯茎の抵抗力、歯の揺れ、出血の状態を、すべての歯の周囲168ポイントにわたって数値化します。
この検査は、世界的権威であるスウェーデンのイエテボリ大学のメソッドをベースとしています。
高度な知識と経験を持つ歯科医師・歯科衛生士が、解説を交えながら実施します。
「検査が痛い」と感じるなら、それは深刻な歯周病のサインかもしれません。
④ 虫歯・歯周病の原因検査
原因を解決せずに治療を行うのは、穴の空いたバケツに水を注ぐような、時間とお金の無駄です。
当院では、お口の4面(表・裏・左右)に分けて、虫歯と歯周病の主犯である「デンタルプラーク」の付着状態を徹底検査します。
なぜそこに汚れが溜まるのか、その原因を突き止めることが再発防止の鍵となります。
⑤ デンタル18枚法レントゲン(デジタル精密撮影)
ここが当院の最も強いこだわりです。
多くの歯科医院で使用される「パノラマレントゲン」は、広範囲を一度に撮れる反面、解像度が低く、頭蓋骨の重なりによって虫歯の診断には不向きです。
大学教育においても「パノラマでは虫歯の診断はできない」とされています。
一度に2・3本ずつ撮影するため、極めて鮮明。
骨の重複がないため、初期虫歯も見逃さない。
デジタル撮影により、被爆量は従来のアナログフィルムの半分。
当院では、パノラマの数倍の解像度を持つ「デンタルレントゲン」を、18枚のパネルに分けて撮影します。
高い撮影技術を要求されるこの手法をあえて選択するのは、1mmの虫歯も見逃さないという、私たちの決意の表れです。
⑥ 顔貌写真撮影
歯の治療は、お顔全体の印象を劇的に変えます。
1本の詰め物であっても、噛み合わせが変われば表情筋の動きが変わり、お顔の輝きが違ってきます。
矯正治療や審美治療はもちろん、すべての治療において、お顔全体のバランスを見据えた診断を行うために必要な資料です。
診断という「人生を左右する決断」
これほどまでに膨大な検査資料を集めるのは、「診断する人の知識と経験によって、治療方針は天と地ほど変わる」からです。
例えば、A先生が「抜歯してインプラント」と判断した歯でも、B先生は「これなら保存できる」と判断することがあります。
その差は、最新の保存技術を知っているか、そして「患者様の歯を何としても残したい」という情熱があるかどうかにかかっています。
かつて、3つの医院で「インプラントしかない」と言われ、失意の中で来院された患者様がいらっしゃいました。
しかし、精密な検査をした結果、決して難しいケースではなく、ご自身の歯を残すことが可能でした。
なぜ他の医院では抜くと言ったのか?
それは、その先生方が「患者様の心に寄り添い、抜かないための努力をする」という覚悟を持ち合わせていなかっただけかもしれません。
結びに:あなたの大切なお口のために
歯科総合検査は、私たちがあなたのお口を「診る」ためだけの時間ではありません。
あなたがご自身のお口の「真実」を知り、生涯にわたる健康を勝ち取るための「対話」の時間です。
十分な情報を得て、専門家のアドバイスに耳を傾け、納得した上で治療を進める。
このプロセスこそが、治療効果を最も高く引き上げ、後悔のない人生を創り上げます。
ご自分の大切なお口です。
私たちと一緒に、最高のスタートラインから歩み始めませんか?