セカンドオピニオン外来
「本当にこれでいいの?」その直感を、後悔に変えないために
「本当にこの歯を抜かなければならないの?」
「行くたびに歯を削られ、銀歯が増えていくのが不安……」
「先生が忙しそうで、一番聞きたいことが聞けない」
もし、あなたが今、通院中の歯科医院でこのような「小さなしこり」を感じているのなら、その直感に蓋をしないでください。
歯科治療において、あなたの違和感は、あなたの大切な歯を守るための「心の防衛反応」かもしれないからです。
当院では、他院で診断を受けた方を対象とした「セカンドオピニオン外来」を設置しています。
私たちは、あなたの主治医を批判するためにセカンドオピニオンを行うのではありません。
あなたの「一生使い続けたい」という願いと、提示された「治療の現実」の間にある溝を埋めるために診断・ご説明します。
なぜ、歯医者によって言うことが違うのか。
そして、あなたが後悔しない選択をするために何が必要なのか。
一歯科医師の立場から、お話しさせていただきます。
こんな「歯科難民」になっていませんか?
セカンドオピニオンにお越しになる方の多くは、以下のような切実なお悩みを抱えています。
もし一つでも当てはまるなら、あなたは今、「歯科難民」として漂流し始めているのかもしれません。
「抜くしか方法はない」と言われたが、どうしても抜きたくない。
「インプラントしか選択肢がない」と言われたが、他に方法はないのか?
どんどん歯を削られるが、このままで大丈夫なのか心配。
神経を取ると言われたが、取ると歯が弱くなると聞いて躊躇している。
毎週通っているが、治療は15分ほどで終わり、一向に進んでいる実感がない。
歯科医師から納得のいく説明がなく、専門用語ばかりでよく分からない。
先生が忙しそうで、質問できる雰囲気ではない。
今の治療に不満はあるが、他の医院に相談するのは「裏切り」のようで抵抗がある。
「医院を変えてもいいのか?」という、そもそものルールが分からない。
歯科医師の診断は「100人いれば100通り」あるという衝撃
「医療なら、正解は一つではないのか?」と思われるかもしれません。
しかし、歯科の世界では驚くほど「歯科医師の数だけ、正解がある」のが現実です。
なぜ、診断が一致しないのでしょうか?
それは、歯科医師によって以下の要素が全く異なるからです。
知識と経験の差
最新の保存技術(歯を抜かないための技術)を知っているか、実践した経験があるか。
歯科医師の個性と専門性
外科が得意な先生は「抜いてインプラント」を勧め、内科的な治療が得意な先生は「なんとか残す」ことを模索します。
医院の方針とシステム
1日50人を診る保険中心の医院と、1日10人を精密に診る自費中心の医院では、かけられる時間も提案できる内容も必然的に変わります。
スタッフの力と設備
精密な検査機器(CTやデンタル18枚法など)があるか、それを使える熟練のスタッフがいるか。
経済性の考え方
医院の経営効率を優先するか、患者様の「一生の健康」を最優先するか。
つまり、あなたが今受けている「診断」は、歯科医療界の数ある選択肢の中の、たった一つの側面に過ぎないのです。
「一人の患者」ではなく「世界でたった一人のあなた」として
あなたの診ていただいている歯科医師のことを、あなたはどれだけご存知ですか?
その先生との人間関係はどうでしょうか。
先生は、あなたの口腔(お口)のことを、あなたと同じくらい真剣に考えてくれているでしょうか。
多くの大規模歯科医院では、患者様は「ベルトコンベアに乗せられた山ほどの患者の中の一人」になってしまいがちです。
あなたのライフスタイルを知っていますか?
あなたが何に恐怖を感じ、何を大切にしているか知っていますか?
あなたが20年後、どんな笑顔でいたいかを知っていますか?
私たちは、あなたの歯だけを診るのではなく、世界でたった一人の“あなた”という人間を診たいと考えています。
あなたが「どうしたいのか」という意思が不在のまま進められる治療は、どれほど技術的に優れていても、成功とは呼べません。
歯の治療ほど「慎重」でなければならない理由
なぜ、セカンドオピニオンがこれほど重要なのか。
それは、「歯は、一度削ったり抜いたりしたら、二度と元通りにすることはできないから」です。
どんなに最新のインプラントでも、どんなに美しいセラミックでも、神様があなたに授けてくれた天然の歯の足元にも及びません。
1mm削る。
その決断が、あなたの歯の寿命を数十年単位で縮める可能性があるのです。
だからこそ、家を建てる時や大きな買い物をする時以上に、歯の治療方針は慎重に決めなければなりません。
「抜きたくない」なら、最初から「抜かない方針の歯医者」を選ぶ。
「削りたくない」なら、「削らない根拠(精密検査)を持つ歯医者」を選ぶ。
これはあなたの正当な権利です。
山田歯科医院のセカンドオピニオンで得られるもの
当院のセカンドオピニオン外来は、単なる「相談窓口」ではありません。
「歯科総合検査」の哲学に基づき、科学的根拠を持ってあなたの現状を分析します。
① 「現状」の客観的な可視化
他院のレントゲン等をお持ちいただくことも可能ですが、当院では改めて精密な「デンタル18枚法」や「CT」を用いて撮影し、なぜ今の診断に至ったのか、本当に他の道はないのかを三次元的に解析します。
② あらゆる選択肢(オプション)の提示
「抜くか、抜かないか」の二択ではありません。
「こうすれば残せる可能性があるが、これだけのリスクと時間がかかる」「このまま放置すると、将来的にこうなるリスクがある」といったように、メリット・デメリットをすべてテーブルの上に並べます。
③ 「納得」という名の治療薬
私たちが最も大切にするのは、あなたが「自分でわかって、自分で決めた」という実感です。
私たちが専門家としてアドバイスはしますが、最後に決めるのはあなたです。
納得のいかない治療を無理に勧めることは、医療の傲慢だと考えています。
「医院を変えること」は、失礼ではありません
「先生に申し訳ない」「気まずい」という理由で、セカンドオピニオンを躊躇される方がいます。
しかし、考えてみてください。
その先生は、あなたの歯がダメになった時、責任を取ってくれるでしょうか?
あなたの人生を共に歩むのは、他でもない「あなたの歯」です。
自分のお口の健康を守る責任は、歯科医師ではなく、あなた自身にあります。
もし今の医院で納得がいかないのであれば、医院を変わることは全く失礼なことではありません。
むしろ、疑問を抱えたまま治療を受け続けることこそ、あなた自身の身体に対しても、誠実に治療を行おうとしている歯科医師に対しても、不幸な結果を招くだけです。
結びに:後悔のあとに、元に戻せる治療はありません
歯科治療において「もし、あの時別の先生に診てもらっていたら……」という後悔は、あまりにも残酷です。
失われた歯は戻ってこないからです。
「○○○○と言われたけれど、本当にこれでいいの?」
そのお悩み、一人で抱え込まずに私たちに聴かせてください。
あなたの「歯の未来」は、あなたの勇気ある一歩から始まります。